新型コロナショックに備えて私たちができること

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エンドオブライフ・ケア協会

小澤 竹俊

 新型コロナウイルス対策のため、さまざまな自由が制限されています。生きていくために必要な仕事ですら自由に行えず、途方にくれる人も少なくありません。これからどうなっていくのか、先が見えない不安のため、心身共に疲労している人も多いことでしょう。

 

 新型コロナ・ショックで麻痺している社会に私たちができることを提案していきたいと思います。いのちが限られる理不尽で不条理な苦しみを抱えた人への援助を学び、関わる担い手を増やす活動をしてきました。その対人援助の基本は、「苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しい」という視点です。

 

 たとえ直接会うことが困難でも、オンラインでつながることができます。たとえ離れていても、それぞれの地域で頑張っている仲間がいることを、感じることができます。

 

 今は、先が見えない不透明な社会であり、まさに解決できない苦しみを抱えた人が地域にあふれていく時代です。このような時だからこそ、それぞれの地域で、“わかってくれる人”として、誠実に関わる担い手が必要です。

 

 4月18日(土)午後には、1度は中止を決めた5周年シンポジウムを急遽内容を変更してオンラインで開催することを決めました。厳しい時代だからこそ、それぞれの地域で苦しむ人のために、私たちができることがあります。その可能性を心に留めて、日々の現場で誠実に生きていけることを応援して参ります。

 

エンドオブライフ・ケア協会 5周年シンポジウム

テーマ 新型コロナショックに備えて私たちができること(仮)
参加方法:Zoomにて
2020年4月18日(土)午後0時30分(接続開始)午後1時から午後3時30分終了予定
趣旨 新型コロナウイルスが社会に甚大な影響を与えています。外出を自粛し、自宅で過ごすだけではなく、これからの時代に備えて、私たちにできることを考えていきたいと思います。

 

登壇者 
 小澤竹俊 エンドオブライフ・ケア協会としての取り組み
 千田恵子 オンライン・コミュティの可能性
 小野沢滋 新型コロナウイルスの状況(仮)
 長尾和宏 ピンピン・コロナしないために
 森本真之助(仮)防災タイムラインの視点(仮)


Zoomを使って双方向で意見交換の場を持ちたいと思います。
参加費 会員800円 非会員 1000円
(当初予定の5周年記念シンポジウム参加費を寄付された方は無料)

 

参加については、近日中にFB、HP、ELCのメルマガなどにてお伝えいたします。ご期待ください。

 

エンドオブライフ・ケア協会では、このような学び・気づきの機会となる研修やイベントを開催しております。活動を応援してくださる方は、よろしければこちらから会員登録をお願いします。

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