今朝、一人の人を見送りました。つい、先日41歳の誕生日を迎えたばかりでした。その人の人生を表す言葉と言えば、[耐]とお母さんは話されていました。
最期まで笑いの絶えない家でした。
誕生日には友人達からの最高のビデオメッセージが流れました。
私はあまり訪問の様子を紹介することはほとんどありません。ただ、この出会いに感謝したい思いを言葉にしたく、悩んでいました。
仕方なく朝10km走りながら、やはり言葉にしようと。
もっと出来ることあったのかな。
もっと何か本人や家族や友人の思いを聴くことができたのかな。
そのマイナスの思いよりも、底抜けに明るい、半端なく陽気な家族、友人からいっぱいのエネルギーを分けていただきました。
汗を流しながら、書き慣れないスマホです稚拙な文をお許しください。
皆さんとの出会い、本当にありがとう!
P.S.
誕生日のプレゼント、何がいいですか?とたずねたら、健康な体…と涙ぐまれました。すでに骨転移から下肢麻痺となり、1人で立ち上がることができませんでした。どれほど1人で自由に動きたかったのか、遠くまで行かなくても良い。ほんの少しだけでもよいから、自由に歩きたい…。弱音を見せない本人が流す涙が、目に焼き付いています。
小澤 竹俊
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