意思決定支援での課題の1つは、どちらを選んでも後悔することです。 心不全の悪化を認め、息苦しさを訴えている義母のこれからの療養について、このまま施設でできるかぎりの治療を行うのか、それとも入院して治療を行うのかを判断しなくてはいけない場面があります。 もし、入院したら、認知症のある義母は必ず点滴を抜こうとするので、手足だけではなく、体もベッドに縛られてしまう。トイレに1人で行こうとして、大きな声を出すので、家族が付き添わないといけないこ…
新型コロナウイルスに感染すると、その重症度によってホテルでの隔離か、病院へ入院して治療をうけるか、療養場所が変わります。 共通することは、自由に外に出られないことです。 もし皆さんが、何かしらの理由で自由に部屋の外に出られない状況に陥ったら、どんな思いになるでしょうか?散歩することも、集まってわいわいしながら食事をすることもできません。 1日や2日だけであれば何とか我慢もできるかもしれません。それが2週間となれば、精神的には、かなりの負…
いよいよアメリカでは、厳しい選択をしなくてはいけない時を迎えました。感染爆発(オーバーシュート)して本格的に患者さん数が増えてきます。さらに多くの重症患者さんが病院に搬送されることが予想されています。限られた医療資源、とくに人工呼吸器による治療は、希望者すべてに行き届くとは限りません。トリアージとして、誰に優先的に治療を提供するのか、きわめて重たい意思決定を行わなくてはいけません。そして、きわめて多くの人が亡くなることが予想されています…
不条理な今を生きていくこと その8:意思決定とジレンマと後悔
先週から重たいテーマを取り上げてきましたので、今日は、少し話題をかえて、意思決定とジレンマと後悔を紹介します。人生は選択の連続です。中学や高校の時にはどの部活動に所属するのか、しないのかを決める選択があります。サッカー部と陸上部のどちらにしようか悩む人もいるでしょう。もちろん帰宅部に所属?する人もいるでしょう。ちなみに私は、中学はバスケットボール部、そして高校は天文部、大学は疫学研究会、硬式野球部と学生会に所属していました。 人生の選択…
みずほ情報総研株式会社 社会政策コンサルティング部 チーフコンサルタント 羽田圭子さま (ELC第32回生) 本稿は、主に下記の4つの事項について書かせていただきます。 自己紹介 義父の意思の推定 エンドオブライフ・ケアとの関わり 「エンドオブライフ・ケアの現状に関する調査」の結果概要 *弊社コラムの転載 【参考】エンドオブライフ・ケアの関連調査の紹介 1.自己紹介 私は、みずほ情報総研株式会社というコンサルティング会社で、国・自治体が…
コラム39:Bearing Witness:国際NGOで学んだ私がいま伝えたいこと
このコラムは、ディグニティ・セラピーの一環として、ご本人が大切にしてきたこと・伝えたいことを口頭で伺い、ご本人の言葉を活かした形で執筆・編集したものを、後日ご自身の目で確認していただいたものです。お名前・写真の掲載を含めてご承諾をいただきました。ご家族へのメッセージという形ではなく、このような形での掲載を希望され、掲載後の2018年5月7日、ご自身が希望された自宅で最期を迎えられました。志田さんのご冥福をお祈りいたします。 Bearin…
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