コラム73:いきかた〜生きかた・活きかた・逝きかた〜を支える地域であるために
あたりまえは、あたりまえではない。そのことに気がついた時には、あなたはすでに何かを失ったり、まわりで変化が起きたりしてしまっていることが多いのではないでしょうか。あたりまえがあたりまえではなくなったとき、人は大きなストレスを抱えますし、それは社会も同様です。まさしく、今のコロナ禍においては、誰しもが感じていることかもしれません。 しかし、このことは普段から身の回りにあることなのです。私は9年前に父を突然失いました。私の故郷である唐津市七…
意思決定支援での課題の1つは、どちらを選んでも後悔することです。 心不全の悪化を認め、息苦しさを訴えている義母のこれからの療養について、このまま施設でできるかぎりの治療を行うのか、それとも入院して治療を行うのかを判断しなくてはいけない場面があります。 もし、入院したら、認知症のある義母は必ず点滴を抜こうとするので、手足だけではなく、体もベッドに縛られてしまう。トイレに1人で行こうとして、大きな声を出すので、家族が付き添わないといけないこ…
不条理な今を生きていくこと その8:意思決定とジレンマと後悔
先週から重たいテーマを取り上げてきましたので、今日は、少し話題をかえて、意思決定とジレンマと後悔を紹介します。人生は選択の連続です。中学や高校の時にはどの部活動に所属するのか、しないのかを決める選択があります。サッカー部と陸上部のどちらにしようか悩む人もいるでしょう。もちろん帰宅部に所属?する人もいるでしょう。ちなみに私は、中学はバスケットボール部、そして高校は天文部、大学は疫学研究会、硬式野球部と学生会に所属していました。 人生の選択…
私とエンドオブライフ・ケアそして小澤竹俊先生との出逢いは、2017年7月29-30日に名古屋で開催された援助者養成基礎講座が最初であった。にもかかわらずその日のうちに「この地域のファシリテーターや講座修了者の拠り所となる事務局を担当します」と名乗りを挙げたのである。 それは講座内容から受けた感銘と、この地域には活動をする人々を受け止める事務局がないことへの驚きから生まれたひらめきであったが、この感銘には二つの前提条件が存在していた。 そ…
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