エンドオブライフ・ケア協会 代表理事 小澤 竹俊 私は人前で話をすることが苦手でした。少なくとも中学や高校の時には、クラスで手を挙げて自分の意見を言うことも、あるいは、球技大会や文化祭の実行委員などで全校生徒を前に話をすることも、できる限り避けていました。そのような私が、気づくと人前で話をするようになりました。 きっかけは、山形で医療活動をして、健康診断の結果などをもとに公民館で健康教室として話をしました。普通に話をするとつまらないので…
私とエンドオブライフ・ケアそして小澤竹俊先生との出逢いは、2017年7月29-30日に名古屋で開催された援助者養成基礎講座が最初であった。にもかかわらずその日のうちに「この地域のファシリテーターや講座修了者の拠り所となる事務局を担当します」と名乗りを挙げたのである。 それは講座内容から受けた感銘と、この地域には活動をする人々を受け止める事務局がないことへの驚きから生まれたひらめきであったが、この感銘には二つの前提条件が存在していた。 そ…
コラム26: 〜「コメ」だの「トラ」だの「アント」だの〜 医療法人あおぞら胃腸科 医師 笠原 健太郎さま (ELC第5回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) ...恥の多い生涯を送ってきました。 「人間失格」第一の手記の冒頭の台詞です。 短めの小説で一気にいけるので、これまで何回か読みましたがその都度、受ける印象が違います。読むごとに面白さを増すのは、色々と私なりに人生経験を積んだということかもしれません、…
コラム23: ELC近畿のなりたち~支え合い、高め合える地域を目指して~
コラム23: ELC 近畿のなりたち~支え合い、高め合える地域を目指して~ ELC近畿研究会 文責:(医)拓海会 大阪北ホームケアクリニック院長 白山宏人さま (JSP第3期生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、 認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定 ELC ファシリテーター ) 私は大阪で在宅医療に従事しております医師です。私自身はこの養成講座の前身であるJSP(人生の最終段階に関わる人材育成プロジェクト)の3期生(平成27年度受講…
コラム22: 地域における訪問看護の役割 「苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいるとうれしい」を地域の共通語に
コラム22:「地域における訪問看護の役割 「苦しんでいる人は自分の苦しみをわかってくれる人がいるとうれしい」を地域の共通語に」 公立岩瀬病院訪問看護ステーション 管理者 結城 光さま(ELC7回生、 認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定 ELC ファシリテーター ) 私は、福島県須賀川市にある公立岩瀬病院訪問看護ステーションに、平成23年から勤務しています。当事業所には、訪問看護、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所が併設されてい…
コラム21:「ELC~草の根の仲間」 宇部協立病院 医師(在宅医療担当) 立石彰男さま(ELC8回生、 認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定 ELC ファシリテーター ) 「背景」 わたしは、山口県宇部市にある在宅療養支援病院の勤務医をしています。山口県は、人口145万人、高齢化率28%、人口10万人あたり病床数1,900床は全国平均の2倍を超えます。なかでも、療養病床が全国平均を大きく上回っています。現在は医療充足地域に見えますが、…
コラム15:エンドオブライフ・ケアの学びを大学から地域へ 東京純心大学 看護学部 看護学科 准教授 戸塚智美さま(ELC8回生) エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座第8回生の戸塚智美と申します。私は、東京純心大学看護学部で地域・在宅看護学を担当しております。本学は東京都でも自然豊かな場所、八王子市滝山町に位置しております。八王子市は多摩地域の南部にある人口約58万人の中核市です。八王子市においても高齢化率は上昇しており、平成26年…
コラム12: エンドオブライフ・ケアの学びを活かした私の役割 総合メディカルグループ 株式会社タイコー堂薬局本店 専務取締役 井上 龍介さま(ELC3回生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、 認定 ELC ファシリテーター ) 私は大手調剤薬局チェーンのグループ会社で薬局運営に携わっています。また、地域ケアの充実や地域活性化のために、薬局や薬剤師がより活躍できるように多職種や行政、地域住民との関係づくりやコミュニティの創造に努めています…
コラム3:苦しむ人と逃げないで向き合う援助者をめざして~仲間とともに未来を育む~
コラム3:苦しむ人と逃げないで向き合う援助者をめざして ~仲間とともに未来を育む~ 四条畷看護専門学校 教員 久保田千代美さま (JSP第2期生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) 私は看護学校の教員です。その前の5年間は、訪問看護をしていました。大好きな場所で穏やかに日常生活を過ごされる療養者さんと、やがて必ずくる別れの時までを 共に喜び、悲しみ、苦しみ、パートナーとして一緒に生きてきた ように思います。そ…
コラム1: エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座のめざすこと
コラム1: エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座のめざすこと エンドオブライフ・ケア協会理事、めぐみ在宅クリニック医師 小澤竹俊 医師になって29年目を迎えます。苦しむ人の力になりたいと願い、医学を学んできました。しかし、どれほど医療技術が進歩しても、すべての疾病を根治することは困難です。やがて治療が難しくなると、多くの医療者は、患者さん・家族のもとに行くことを苦手と感じるようになります。力になれないからです。少しでも力になりたいと…
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