福祉の世界に足を踏み入れて10年目になります。福祉系の学校を卒業した訳でもない転職組。介護保険が開始した後、特養の介護職員として福祉の仕事を始めました。 現在は、居宅介護支援事業所で介護支援専門員として勤務しています。 日々、高齢者の方々と関わる中、皆さま様々な感情の中にいます。認知症の方、癌で余命数ヶ月の方、伴侶を亡くされ悲しみの中に在る方など。様々な不安の中で生活しています。 「もうすぐお寺に行きたいのよ。早くお迎えが来ないかしら。…
コラム8: ~ 思い上がりからの気づき ・・・・・・本人の思いを尊重するとはどういうことか ~
コラム 8 : ~ 思い上がりからの気づき ・・・・・・本人の思いを尊重するとはどういうことか ~ 社会福祉法人柏原市社会福祉協議会 福祉推進課地域福祉係 課長補佐 神崎トモ子さま( JSP3 期生、 認定エンドオブライフ・ケア援助士) 相手の思いを汲み取り、尊重するとはどういうことか・・・・ 長年の相談援助経験があるにもかかわらず、父親のガン告知を受けた友人の思いに寄り添っていなかった、私の暗闇と夜明けのお話です。 1 . 家族の思い…
コラム7:「穏やかに、朗らかに、和やかに、」~“ドゥシ(同志)”とともに~
コラム7:「穏やかに、朗らかに、和やかに、」~“ドゥシ(同志)”とともに~ 医療法人ネリヤ ファミリークリニックネリヤ 院長 徳田 英弘さま(JSP2期生、 認定エンドオブライフ・ケア援助士、 認定ELC ファシリテーター ) エンドオブライフ・ケア協会 会員のみなさま、あけましておめでとうございます。 私のふるさと、そして仕事場でもあるのは、鹿児島県奄美大島です。奄美大島は、鹿児島市から約350km南にあり、人口は約7万人ですが、東京…
コラム6:私は、もうそこから逃げない! 医療法人社団鶴友会 鶴田病院 薬剤師 大野 瑞穂さま (JSP第2期生、認定エンドオブライフ・ケア援助士) 私は薬剤師として病院で勤務しています。当院には緩和ケア病棟があり、人生の最終段階に向かう患者さんを担当することがあります。患者さんと関わる中で、私も患者さんやご家族の方の苦しみに直面します。しかし、入職当初の私はどう対応して良いかも分からず、その苦しみに向き合うことから逃げていました。 そん…
2025年に向けて、地域包括ケアシステムの構築が必要と言われています。「医療モデルから生活モデルへ」なんてことも言われます。病院と地域、医療と生活の違いってなんでしょうか。病院で行っていることをおうちに届ける“出前”のことを在宅医療というのではありません。おうちという生活、決して医療が主役ではない人生の舞台に脇役として医療が登場する、それが在宅医療だと思っています。 ひとつ、考えてみましょう。 *********************…
コラム4:支える私たちが「支え」から学んだこと 西国領歯科医院 歯科医師 西国領 俊子さま( JSP 第 3 期生、認定エンドオブライフ・ケア援助士) 私は志布志町という鹿児島県大隅半島にある小さな町で、主人と一緒に開業している、歯科医師です。 え?「歯医者」なの?「歯医者」って看取りの現場とは直接関係ないんじゃないの?と思われる方も多いと思います。実際、私も看取りの現場と自分たちの職種は遠いものと思っていましたし、お亡くなりになった後…
コラム3:苦しむ人と逃げないで向き合う援助者をめざして~仲間とともに未来を育む~
コラム3:苦しむ人と逃げないで向き合う援助者をめざして ~仲間とともに未来を育む~ 四条畷看護専門学校 教員 久保田千代美さま (JSP第2期生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) 私は看護学校の教員です。その前の5年間は、訪問看護をしていました。大好きな場所で穏やかに日常生活を過ごされる療養者さんと、やがて必ずくる別れの時までを 共に喜び、悲しみ、苦しみ、パートナーとして一緒に生きてきた ように思います。そ…
コラム2: エンドオブライフを意識して、住みたい場所で、自分らしく
コラム2: エンドオブライフを意識して、住みたい場所で、自分らしく 医療法人拓海会大阪北ホームケアクリニック院長 白山宏人さま (JSP第3期生、認定エンドオブライフ・ケア援助士、認定ELCファシリテーター) はじめに 大阪府の北部で在宅医療に従事しております白山と申します。私は元々経済学部の大学生でしたが、思うところもあって医学部に再入学し、早いものでそれから30年が過ぎました。進路変更にもちろん不安も大きかったのですが、友人の「ええ…
コラム1: エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座のめざすこと
コラム1: エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座のめざすこと エンドオブライフ・ケア協会理事、めぐみ在宅クリニック医師 小澤竹俊 医師になって29年目を迎えます。苦しむ人の力になりたいと願い、医学を学んできました。しかし、どれほど医療技術が進歩しても、すべての疾病を根治することは困難です。やがて治療が難しくなると、多くの医療者は、患者さん・家族のもとに行くことを苦手と感じるようになります。力になれないからです。少しでも力になりたいと…
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