Column

  • コラム148:『学び続ける』を大切にすること~認知症と生きるを支える ともにん~

    • 認知症
    • 対話
    • 介護
    • グリーフ

    エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座受講前から始めていたグリーフケアの学び、グリーフケアカフェでは、喪失感でいっぱいになっている方が、毎回、語りを大切に聴くことで、哀しみを抱えたまま、普段の生活に戻れることを目のあたりにし、「聴くこと」の大切さを実感していました。また、その学びから、グリーフが、死の別れだけはなく、普段の私たちの暮らしの中にもあること、認知症の症状による「今までの自分ではない」ご本人・ご家族の喪失感も、グリーフである…

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  • コラム147:エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座で見つけた「心のあり方」―いのちの授業のその先で出会った学び―

    • 養成講座
    • コンパッション
    • いのちの授業

    この度、エンドオブライフ援助者養成講座に参加させていただきました。とても内容の濃い研修で、終了したあとも、小澤先生やファシリテーターの方々の温かい想いがずっと心の中に響いています。   最初は「いのちの授業についてもっと理解したい」という動機での参加でした。しかし、それを超えて、エンドオブライフ・ケア協会が何よりも大切にされている「心のあり方」に触れることができた、かけがえのない時間でした。   実は、いのちの授業の…

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  • コラム146:少しの気づきと支えがあれば、住み慣れた地域で暮らし続けられる

    • 認知症
    • 地域
    • 介護
    • 尊厳

    私は居宅のケアマネージャーとして静岡県で働きながら、和歌山県に住む母の遠距離介護をしています。母は3年前にアルツハイマー型認知症と診断されました。今は一人での生活が難しく、介護サービスを利用し、近くに住む叔母、妹弟と協力して母の生活を支えています。   思えば、母もまた介護をする人でした。夫を早くに亡くし、楽器店を切り盛りしながら認知症になった義母を98歳まで在宅で介護をしていました。当時の母を支えていたのが店に来てくれていた…

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  • コラム145:支えるのではなく、共にある――Vysions のサマープログラムを通して考えた地域の居場所

    • 子ども
    • コンパッション
    • 認める
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 選ぶことができる自由

    私は現在、大学で社会福祉を学び、ソーシャルワーカーを目指しています。福祉やケアの現場を学ぶ中で、地域住民が主体となって支え合う「コミュニティソーシャルワーク」に関心を持つようになりました。 実は私自身、過去に学校へ行けなかった時期があります。その当時、出会った人たちの温かい関わり合いや、いつもと変わらず接してもらった経験が、人を嫌っていた私が心を開く一歩となり、前へ進むための大きな力ともなりました。 この経験から私は、誰もが人生の中で困…

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  • コラム144:目の前の人に自分は何ができるのか

    • 地域
    • 穏やかな最期
    • 養成講座
    • コンパッション

    私は医師19年目になります。私は昨年、兵庫県北部の地元で在宅クリニックを開業しました。 私は、これまで外科医、救急医として、「目の前の人の命を救うこと」を使命に歩んできました。病気やけがを治すために何ができるかを考え続けた日々でした。今振り返ると医師としての「バージョン1.0」の時代です。 しかし一方で、救命だけを望んでいるわけではない患者さんやご家族と出会い、「本当に求められていることは何だろう」と考えるようになりました。そして、病院…

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  • コラム143:これまでも これからも ひたむきに

    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 支える人の支え
    • 尊厳
    • 解決できない苦しみ

    運命を感じたELCとの出会い 私が小澤先生に出会ったのは、2017年10月に開催された「在宅緩和ケア講演会」の時でした。恵まれたことに、ロールプレイの患者役のご指名を受け、小澤先生のケアを最も近い場所で学びました。当時の上司と一緒に涙を流しながら講演を聞いたことを、鮮明に記憶しています。 日々の忙しさに疲れ、看護師として何も出来ていなかった無力感を抱えている中で、こころが放たれ光が見えた瞬間でした。私は、その光が何かを知りたくて、5ヶ月…

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  • コラム142:「こころの声に耳を傾け、思いに寄り添うためには…」 ~そばにあり続ける看護~

    • 穏やかな最期
    • 解決できない苦しみ
    • 聴く
    • 尊厳

    私は現在、神奈川県にある厚生連伊勢原協同病院の緩和ケア病棟の看護師として、勤務しています。緩和ケア病棟で出逢う患者さんや家族は、一期一会の出逢いであり、その時を大切に関わっているつもりでも、旅立たれた後に、自分の関わりが良かったのか、患者さんの苦痛に向き合えることが出来たのかと考えることがあります。また、患者さんから「もう、終わりにしたい」その言葉からは計り知れないほどの苦痛を、抱えており、患者さんのそばにただいることしか出来ない自分の…

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  • コラム141:いきがい在宅クリニック実習記

    • 施設
    • いのちの授業
    • 対話
    • 将来の夢
    • 仲間
    • わかってくれる人がいるとうれしい

    2026年3月9日から12日までの4日間、私は沖縄にある「いきがい在宅クリニック」で実習をさせていただきました。 この実習のきっかけは、昨年の秋に遡ります。私の師匠である小澤竹俊先生(めぐみ在宅クリニック院長)から「一緒にご飯に行ってきなさい」と背中を押され、関東に学会発表で来られていた長野宏昭先生(いきがい在宅クリニック院長)と出会いました。 当時、私は「ユニバーサルホスピスマインド(苦しんでいる人の力になりたいと願う心)」を学び始め…

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  • コラム140:いのちについての学習を行うための器つくり:1998年から2006年までの歩み

    • いのちの授業
    • 人材育成
    • 子ども
    • 仲間
    • 地域
    • 原点

    ~前書き~ 小松良子先生は、小学校の養護教諭として学校現場でご活躍される中で、同僚の先生方、子どもたちと『いのちについての学習』に取り組んでこられました。エンドオブライフ・ケア協会の『折れない心を育てる いのちの授業』プロジェクトが立ち上がる際にも多くの示唆をくださいました。「授業で学んだことを生活の中で行動したり、できたことを認め合ったりするためには、学級で、学校で、地域での器の存在が必要」とおっしゃる、小松先生の長年の教育実践から学…

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  • コラム139:施設で働くわたしにできること

    • 施設
    • 支える人の支え
    • 認知症
    • 聴く

    施設看護師として看取りに関わる毎日を送っています。入所されるご利用者様の多くは、認知症があり、終末期を迎える頃には意思の確認が難しい現実があります。看護師として目の前の方に向き合えていたのか、どこかでご家族の納得を優先していなかったか、そんな思いが残りました。 いま何かを学ばないといけないと焦りながら、オンラインで エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座 の参加を決めました。 受講までは「在宅と施設ではできることが全く違うのではないか…

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  • コラム138:桜の下でまた逢おうね

    • ディグニティセラピー
    • 言えない想い
    • グリーフ

    「春になったら、帰れるからね」 結婚前、満開の桜の下で撮った写真を婚姻届の控えに貼った私たちにとって、春は特別な季節でした。私は人工呼吸器で眠る夫に、病室で何度も何度も語りかけました。 夫の闘病中、私は『死を前にした人に あなたは何ができますか?』を何度も何度も読み返しました。ページが柔らかくなるほど読んでも心は追いつかず、弱っていく夫の手を握りながら「私にできることは何だろう」と繰り返す日々でした。 その年の1月、春を待たずに夫は旅立…

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  • コラム137:「分けてあげたいくらい幸せ」~人工呼吸器と共に生きる女性が教えてくれたこと~

    • 支える人の支え
    • 尊厳
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 認める

    私はエンドオブライフ・ケア協会の認定援助士として、「わかってくれる人がいるという安心感」と「心の穏やかさ」を大切に、日々訪問看護に取り組んでいます。 その中で出会ったのが、40代の女性患者様でした。彼女は炎症性腸疾患に伴う低栄養とⅡ型呼吸不全のため、中心静脈栄養と人工呼吸器の管理を受けながら、ご両親の介護のもとで寝たきりの生活を送っていました。当初は医療への不信感が強く、コミュニケーションが難しい状況からのスタートでした。 まずは私が担…

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  • コラム136:あなたは、「かけがえのない」「大切で」「愛される存在」であることを感じて欲しい

    • いのちの授業
    • 子ども
    • グリーフ
    • 仲間

    小さな頃、「お父さんお母さん ちゃんと帰ってくるよね」と不安に思いながら、窓から雨降る庭を眺めていた私。人が亡くなること、大切な人と永遠に会えなくなってしまうことに、漠然とした不安があった気がします。 あまり自己肯定感の高くなかった私が、誰かの役に立ちたいと、看護師を目指し、キューブラー・ロスの著書「死ぬ瞬間」に出会い、「死を受容する」ということができるのかという疑問、また、マザーテレサの「人はみな、神に望まれてこの世に生まれてきたので…

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  • コラム135:いのちの授業認定講師への道のり〜これから講師を目指す方へ〜

    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 言葉にする
    • 言えない想い
    • 将来の夢
    • 仲間

    こんにちは。「 折れない心を育てる いのちの授業 」認定講師として活動を始めた丸本と申します。今回は、私自身が講師になるまでの道のりを振り返りながら、これから講師を目指される皆さまへ、ささやかではありますが応援の気持ちを込めて、このコラムを綴らせていただきます。 私は2024年5月に「いのちの授業」講師トレーニングを受講しました。その直後、Facebookの「講師トレーニング受講済みグループ」に投稿し、模擬授業の練習をご一緒いただける方…

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  • コラム134:キミ子さんが教えてくれたこと ~その人らしく生きる~

    • 尊厳
    • ディグニティセラピー
    • 選ぶことができる自由
    • 対話

    2024年7月にお家のような居心地の良さ、病院のような安心感が備わった在宅ホスピス“いきがいの家”がOPENしました。癌の終末期、人生の最終段階の方々が共同生活しています。その場所にOPENと同時に入居されたキミ子さん。 癌の終末期の段階だったので、2ヵ月弱で旅立たれましたが、今でも私の心の中にはキミ子さんがいます。 キミ子さんは長期入院されていましたが、「最期は1人で自由に暮らしたい」といきがいの家に来られました。入居の日は眠れず、夜…

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  • コラム133:反復・沈黙を学んでみての振り返り~手術室看護で活かしていきたいこと~

    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 言えない想い
    • 認知症
    • 周術期

    高齢化の進行により65歳以上の高齢者が5人に1人と言われる世の中です。また、認知症の方は多く、看護師として勤務する中で、高齢者・認知症の患者さんと関わる機会も多く、高齢者や認知症について正しく理解したいと思い、院内で開催された認知症看護特定認定看護師(認定ELCファシリテーターである同病院所属の河野裕見子さん)による講義を受講しました。 講義では「反復」「沈黙」というコミュニケーション技法について学びました。反復とは「相手の伝えたいメッ…

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  • コラム132:緩和ケア病棟看護師の苦悩~患者さん、ご家族が穏やかに過ごせるように~

    • 穏やかな最期
    • 緩和ケア
    • 聴く
    • ディグニティセラピー

    講座を学ぼうと思った患者とのエピソード 数年前 ある40代の終末期患者さんと出会いました。 その方は「自分の人生はちっぽけ。医療者を見てると本当に尊敬する。私も人のためになることをして生きたら良かった。」と自身の価値を落とし、人生の意味をなくして生きていました。 私は、人はその人として大事な存在で、誰とも比べられないのに、一生懸命人生を生きて、そう思う必要はないのに、と、とてももどかしい思いになりました。 それで、私の思いを伝えてみまし…

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  • コラム131:「わかってくれる人でいられる」ということ

    • 支える人の支え
    • 穏やかな最期
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 解決できない苦しみ

    私は都内の総合病院の総合診療科で勤務しています。救急診療や訪問診療も含めて、実に多様な症例を経験しますが、良くなる患者さんばかりではありません。また病気が良くなったとしても、今後の生活や、人生について不安を話してくださる方にたくさん出会います。 病気のことを考えて、患者さんの生活のことを考えて、それでも解決しないモヤモヤを抱えながら、自分としてもどうして良いか分からず、また次々と運ばれてくる患者さんの対応で現場は疲れてしまう。 そのよう…

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  • コラム130:『ママは笑っていたらいいんだよ!』

    • 支える人の支え
    • 子ども
    • 赦す
    • 認める

    「露」という、たった一文字の禅語があります。 どんな意味かというと、「隠すことなく、あらわれる」だそうです。これは、枡野俊明さんのご著書にあった言葉です。ひとと比較せず、ひとの目を気にせず、あくまで自分らしく、自然に生きていく。それが“ありのまま”です。と、書かれています。 遡る事、2020年。皆さんの記憶には新型コロナウイルスの流行があると思いますが、私にとっての2020年からは大きな苦しみの始まりでした。祖母・父・母を相次いで天国へ…

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  • コラム129:私のなかにある小さなホスピスマインド ~大切な家族と、大切な友人のために~

    • 養成講座
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 仲間
    • グリーフ

    私には沢山の仲間がいます。一緒に学ぶことができる仲間であり、私の悩みをいつでも心よく聴いてくれる仲間、薬剤師である私を認めてくれ、私に期待をかけてくれる仲間です。エンドオブライフ・ケア協会の 援助者養成基礎講座 を勧めてくれたのもこの仲間でした。 エンドオブライフ・ケア協会と出会うまでの私 私はこれまで薬局で、外来業務の傍ら、訪問薬剤師として弱りのある患者さんのご自宅に伺い対応をしてきました。通院ができなくなりご自宅で医療や介護を受ける…

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  • コラム128:反復と沈黙、そして問いかけ-寂しさを抱えながら生きるために

    • エンドオブライフ・ケア
    • 穏やかな最期
    • 聴く
    • 死別後のつながり

    今年の冬はどんなコートを買うか。ホットヨガを始めていい感じなこと。行きつけの美容師さんのカットが上手なこと。研究室の先輩後輩のよもやま話。頑張って書いた論文が賞をもらって嬉しかったこと。時間がない中で英語をどうやって勉強するか。恋愛について。にんにく入りのパスタは苦手で、ローストビーフやサラダが好きなこと。 あかりさん(仮名)とはたくさんの話をした。お互い社会人学生として大学院に通っていた頃、あかりさんの所属する研究室で私はバイトしてい…

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  • コラム127:ELCで見つけた玉手箱

    • 支える人の支え
    • 穏やかな最期
    • ディグニティセラピー
    • グリーフ

    養成講座参加にいたった経緯 「今までいっぱいありがとう。私の事を忘れないでね。そして何十年か先でいいから、いつかきっと私を迎えに来てね。」旅立つ母の手を握りながら伝えました。「3月4日で91歳よ。何を食べても美味しい。食べれんごとなったら終わり。」と言っていた母。その通りでした。これからもう少し続くであろう在宅療養生活に備えて、在宅医の先生に訪問診療で診て頂いたり、ケアマネジャーさんに訪問入浴やエアーマットを手配頂いたり、もっと母の傍に…

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  • コラム126:大好きな祖母が癌に。「自分は役立たず」と言う祖母に、何の返事もできなかった悔しさ

    • 家族
    • 尊厳
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 将来の夢

    ELCと私の出会い 私は看護師でも医者でもない、ただただ祖母のことが大好きな一般市民です。そんな私がELCと出会ったのは、祖母が癌になったことが大きなきっかけでした。 私が生まれてからずっと一緒にいる祖母。そんな祖母が癌を告知されてから毎日毎日、懸命にサポートしていましたが、期待とは裏腹にだんだんと細くなっていく彼女の体。毎日の日課だった散歩も、料理も、趣味も、遠ざかっていきました。 ある日、祖母は私にこう呟きました。 「こんな役立たず…

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  • コラム125:ヒーローがつらい時、誰が

    • 地域
    • 支える人の支え
    • いのちの授業
    • 子ども
    • 聴く

    私は家庭医です。いわゆる「昔ながらの町医者」というやつです。赤ちゃんからお年寄りまで、産前相談から緩和ケア・看取り・グリーフケアまで。年齢やジャンルを問わず、心・体の問題を問わず対応する、プライマリ・ケアの専門医です。 何でも診るといっても、何でも解決できるわけではありません。プライマリ・ケアの診療所に受診する患者さんの訴えの50%は答えがないとも言われています。私たちは日々、答えのない苦悩と向き合っています。 そんな不確かな世界と向き…

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  • コラム124:自信をもって寄り添える支援者になるために ~「苦しみをわかってくれた人」と思ってもらえた方から教えてもらったこと~

    • 養成講座
    • 家族
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 解決できない苦しみ

    講座受講の経緯 私は、がんの闘病で苦しんでいる患者さんと関わった時の無力感から、専門的に緩和ケアを実践したいという気持ちで、緩和ケア認定看護師になりました。今は古民家をリノベー ションした在宅ホスピスで働いています。 これまでに多くのがん患者さんと関わらせていただきましたが、自分の関わりとしての核となるものがはっきりしておらず、正解はないとしても、答え合わせができない状況でもあり、自分の関わりはよかったのだろうかと思い出されるようになり…

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  • コラム123:「ねぇ?私これからどうなるんやろ・・・」長年の悩みに私なりの答えが見つかった・・・

    • 解決できない苦しみ
    • 言えない想い
    • 原点

    高校卒業して、病院に勤めながら、昼から看護学校への生活を5年間行い、ようやく看護師免許をもらえた私はこれからの看護人生を謳歌する予定でした・・・。急性期、終末期病棟を経験し、看護ケアには自信が出てきた頃、結婚し、のちの自分の「私の支えとなる」子供も生まれ、予定通りのレールをルンルンと進んでいった矢先、一つ目の置石につまずきました。離婚し、夜勤が出来なくなった私は、「夜勤がないなら・・」と訪問看護ステーションに異動しました。在宅は初めてだ…

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  • コラム122:やっぱり「支え」があれば頑張れることを教えてくれる子ども達

    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 言えない想い
    • いのちの授業

    私は長く小学校教員をしています。心理師でもあるので、自分の学校だけでなく地域の子ども達の相談やカウンセリング、保護者の教育相談にも多くかかわらせてもらっています。 特に近年は、不登校の児童生徒や、生きること自体に希望が持てなくなっている子ども達、困り感を抱えたまま相談できずにいるお家の方々が急増していることを、現場でもひしひしと感じます。相談数は年間数百件以上にものぼり、年々ニーズは高まるばかりです。 現場での教育相談を進めながら、同時…

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  • コラム121:誰もが穏やかで、笑顔で過ごす『お茶の時間』へ

    • 関わるすべての職種にできる援助
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • コミュニケーション
    • 食支援

    受講のきっかけ 私は、紅茶やハーブティーを提供する小さなカフェを営んでいます。また、そこでティーウェリスト協会神戸校の講師として、生徒さんに様々なティーについての知識をお伝えしています。医療や介護の仕事ではない私がこの講座を申し込んだのには、あるきっかけがありました。 それは、ある月刊誌に掲載されていた、小澤先生が著者のお一人でもある『死を意識して生きる希望』という書籍の紹介記事でした。 自分も還暦を過ぎ、これから迎える人生の後半につい…

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  • コラム120:苦しんでいる人の役に立ちたい浪人生が緩和ケア医になるまで

    • 原点
    • わかってくれる人がいるとうれしい
    • 聴く

    私が、小澤先生と出会ったのは、約20年前です。当時、私は大学浪人生でした。農学部志望でしたが、受験に失敗、苦しい浪人生活の中で、「世の中で最も苦しんでいる人の役に立ちたい」との想いが湧きました。そして、テレビで、聖路加国際病院の日野原重明先生の特集を目にし、もう治療できないと言われた癌患者さんは最も苦しんでいる、そういう人に向き合う緩和医療という分野があるのだと知りました。私は、インターネットで検索して、ホスピスや緩和ケアの医師・病院に…

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  • コラム119:消えたかったわたしがいのちの授業を伝え続ける意味

    • 原点
    • いのちの授業
    • 対話
    • 赦す

    もう何度授業という名の「お話」をしただろうと、ふと考えていた。そもそも、この活動に、どうして関わり続けているのか? 振り返ると、私は、自己肯定感が低い、でもそこそこ勉強はできる複雑な心理状態をもった子供であったように思う。良い成績をとると、学校では褒めてくれる人もいる、先生もいる。でも家では褒めてくれず、悪い成績だと叱責する母親、母の前では良い子にふるまう姉、そんな家庭環境の中で、成績に無関心の父親は、私にとって支えであったように思うが…

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